グラファイト上におけるオクタデヒドロジベンゾ[12]アヌレンの自己集合膜:表面上での重合反応によるペリベンゾポリアセン形成の試み

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Self-Assembled Monolayers of Alkoxy-Substituted Octadehydrodibenzo[12]annulenes on Graphite Surface: Attempts to peri-Benzopolyacene Formation via On-Surface Polymerization

抄録

歪んだブタジイン骨格を含むアルコキシ基により置換されたDBA誘導体の自己集合薄膜のSTM観察を固液界面において行った。本研究の目的は、二次元薄膜の構造変態の調査ならびに表面におけるポリメリゼーションによるperi-ベンゾポリアセン形成の可能性の探求である。アルキル鎖長および用いる分子の濃度に依存して、多孔性、リニア、ラメラ構造が観察された。また、ブタジイン間の距離が最も近い、ラメラ構造において外部刺激による反応誘起について調査したが、ポリメリゼーションの証拠は得られなかった。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680531533824
  • NII論文ID
    130004729391
  • DOI
    10.11494/kisoyuki.2010.0.c27.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ