グラファイト上におけるオクタデヒドロジベンゾ[12]アヌレンの自己集合膜:表面上での重合反応によるペリベンゾポリアセン形成の試み
-
- 田原 一邦
- 阪大院基礎工
-
- 犬飼 晃司
- 阪大院基礎工
-
- 原 典孝
- 阪大院基礎工
-
- Johnson II Charles A.
- オレゴン大学
-
- Michael M. Haley
- オレゴン大学
-
- 戸部 義人
- 阪大院基礎工
書誌事項
- タイトル別名
-
- Self-Assembled Monolayers of Alkoxy-Substituted Octadehydrodibenzo[12]annulenes on Graphite Surface: Attempts to peri-Benzopolyacene Formation via On-Surface Polymerization
抄録
歪んだブタジイン骨格を含むアルコキシ基により置換されたDBA誘導体の自己集合薄膜のSTM観察を固液界面において行った。本研究の目的は、二次元薄膜の構造変態の調査ならびに表面におけるポリメリゼーションによるperi-ベンゾポリアセン形成の可能性の探求である。アルキル鎖長および用いる分子の濃度に依存して、多孔性、リニア、ラメラ構造が観察された。また、ブタジイン間の距離が最も近い、ラメラ構造において外部刺激による反応誘起について調査したが、ポリメリゼーションの証拠は得られなかった。
収録刊行物
-
- 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集)
-
基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2010 (0), C27-C27, 2011
基礎有機化学会(基礎有機化学連合討論会)
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282680531533824
-
- NII論文ID
- 130004729391
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可