反転配位構造を有するN-混乱ポルフィリンイリジウム錯体

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タイトル別名
  • Bis[iridium(I)] Complex of Inverted N-Confused Porphyrin

抄録

ポルフィリンの構造異性体であるN-混乱ポルフィリン(N-Confused Porphyrin : NCP)は、通常ポルフィリンには見られない金属錯化挙動や特異な物性を示すため、新規機能性分子としての応用展開が期待されている。我々はこれまで、NCPが環内部の配位のみならず、環外周部窒素も利用する金属配位が可能であることを、ロジウムを始めとする種々の金属との錯形成の検討により明らかにしてきた。今回、NCPイリジウム錯体の合成を検討した結果、特異な構造を有するイリジウム二核錯体の合成に成功したので、その物性と、配位機構について報告する。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680532590464
  • NII論文ID
    130004644854
  • DOI
    10.11494/kisoyuki.18.0.108.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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