ピリダジン縮環TTFのゲル‐結晶転移から得られる多様な構造とその制御

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Controlling of crystal structures obtained by gel-crystal transition of pyridazine annulated TTF

抄録

ピリダジンジオール縮環TTFは水素結合と比較的強いπ-π相互作用により、溶媒・温度・濃度等に依存した様々な集合体を作る。これまでに長いアルキル基を持つ誘導体がファイバーを形成することを報告した。今回、メチルチオ基を有する誘導体1がヒドラジン存在下でジメチルスルホキシド-メタノール溶液から準安定なゲルを形成し、そのゲルが結晶へと転移することを見出した。また、このゲル-結晶転移を利用することで、生成する結晶の構造を制御することも検討した。本発表では、モルフォロジーによる伝導性の違いについても報告する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680533390976
  • NII論文ID
    130004646035
  • DOI
    10.11494/kisoyuki.2011.0.6.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ