完全メチル化シクロデキストリンが連結したゲスト分子の分子内自己包接現象を利用したロタキサンの合成

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タイトル別名
  • Synthesis of a rotaxane by self-inclusion of the guest molecule bearing permethylated cyclodextrins

抄録

被覆共役分子は共役鎖が絶縁物により外部から隔離されることにより、導電特性・発光特性・化学的安定性・溶解性などが向上するため、有機エレクトロニクス材料としての応用が期待されている。本研究では、2つの完全メチル化シクロデキストリンが連結したゲスト分子の自己包接体と固定化された[1]ロタキサンとの水-メタノール混合溶媒中での薗頭カップリング反応により、被覆率の極めて高いロタキサンを高収率で得た。また、比較化合物を合成し、それらを用いて被覆効果について比較した。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680533538944
  • NII論文ID
    130004645573
  • DOI
    10.11494/kisoyuki.2008.0.85.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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