茶カテキン・カフェイン錯体の立体化学構造と分子間相互作用

書誌事項

タイトル別名
  • Stereochemical structures and intermolecular interactions of complexes of tea catechins and caffeine

説明

茶の葉の主成分であるカテキンとカフェインは錯体を形成して存在していることが知られている。そこで、カテキン・カフェイン錯体の結晶を調整し、X線結晶構造解析により立体化学構造を解明してきた。非ガレートカテキン類の(+)-カテキンはカフェインと1:1錯体を形成するのに対して、ガレートカテキン類の (-)-カテキン-3-O-ガレートは1:2錯体をつくることが分かった。その際、ガレート基の有無により形成される分子間相互作用に大きな相違が観察された。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680533583232
  • NII論文ID
    130004645950
  • DOI
    10.11494/kisoyuki.2011.0.424.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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