簡易測定法によるSPM(浮遊粒子状物質)の測定

書誌事項

タイトル別名
  • The measurement of SPM (suspended pardiculate matter) by simplifued measurement.
  • The situation of Singapore in 2002 and 2005.
  • 2002年および2005年のシンガポールの状況

説明

温暖化対策としてガソリン車よりもディーゼル車を選択する傾向のあるヨーロッパでは、1992年以降自動車排ガス規制(Euroシリーズ)を定めており、東南アジア各国でもこの規制を導入している国が多い。本研究室では東南アジア各国において継続的に環境測定を行っている。ここでは、2002年9月と2005年8月にシンガポールで行ったSPMの簡易測定結果を報告する。<BR>SPMの測定にはデジタル粉塵計LD-1を用い、シンガポール市内および地下鉄MRT沿線において行った。<BR>2005年8月における地下鉄沿線の測定結果をコンターマップで表した。2002年9月の測定時よりMRTの線が延びており、当時測定しにくかった北西部も測定することができた。シンガポール環境省では市内16箇所に常時測定局を持っており、SPM(PM10)の年平均値を2004年で21μg/m3と報告している。SPM濃度の低い様子は作成したコンターマップからも伺える。2002年の測定結果と比べてもSPMに関しては良好な状態を保っているといえる。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680533717120
  • NII論文ID
    130006955113
  • DOI
    10.11428/kasei.58.0.57.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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