Study on the improvement of the cold
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- SASSA Naomi
- Mukogawa Women's University
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- YANASE Takuko
- Nara Women's University
Bibliographic Information
- Other Title
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- 冷え改善に関する研究
- -The case of using the heat- and steam-generating sheet in each physical part-
- -身体各部位に蒸気温熱シートを使用した場合-
Description
【目的】女子大学生111名の内、約8割が自身を冷え性と認識しており、若年女性の冷えに対する対策を考える必要がある。これまでに夏期の冷え対策として蒸気温熱シート(以下シートと称す)を腰に使用した場合の冷え改善効果の検討やシート使用実態調査より、夏の冷え改善としても腰を温めることが有効であり、今後も腰や腹を温めることを多くが希望した。また、冷える部位により、温める部位が異なる傾向を示した。そこで、冷え性の被験者に夏期と冬期に身体各部位を温め、冷えの改善効果が得られる部位を検討した。【方法】冷え改善の検討として、身体の各部位(首・手先・二の腕・腰・腹・ふくらはぎ・足先)にシートを貼付及びシートを「使用しない」の全8条件として、不感気流にて、気温25℃、相対湿度50_%_に設定した人工気候室内にて、夏服0.4cloを着用し、椅座安静状態を保ちながら60分間暴露し、皮膚温や快適感、温冷感、冷え改善などの主観申告を測定した。被験者は冷え性である健康な女子大学生とし、夏期は6名、冬期は8名とした。実験は2006年9月~10月上旬、12月 および2月に実施した。【結果】いずれの季節においても、首、腰、腹の_幹部を温めた時に快適感・満足感・全身温冷感・冷え改善ともに高い評価が得られた。更に、腰と腹では、夏は腹に、冬は腰に使用した方が評価は高かった。「手先のみ」あるいは「腕全体」が冷える者別に、手先あるいは足先にシートを使用した場合を比較すると、いずれも「手先のみ」冷える者の方が全身温冷感は暖かい側、快適感およびシート使用部位は快適側であった。季節や冷える部位により異なる傾向を示し、これらの点を考慮して温める部位を選択する必要性が示唆された。
Journal
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- Abstracts of Annual Congress of The Japan Society of Home Economics
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Abstracts of Annual Congress of The Japan Society of Home Economics 59 (0), 241-241, 2007
The Japan Society of Home Economics
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680534232576
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- NII Article ID
- 130006955698
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed