女子大生のマシュマロに対する意識調査とその加工食品の開発

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タイトル別名
  • Investigation of marshmallow on women's university students and development of marshmallow food

抄録

【目的】美容と健康という言葉に敏感である現代社会において、コラーゲンを含む食品が注目を集めている。ゼラチンの原料はコラーゲンであり、手軽に摂取出来ることからも話題性がある。マシュマロもゼラチンを用いた食品の一つであり、砂糖、ゼラチン、卵白、水からできている。そこで本研究では女子大学生を対象にマシュマロに対する知識、嗜好性についてアンケート調査を行い、さらにマシュマロを用いた加工食品の開発を行った。<br>【方法】調査時期は2011年5月~6月、20歳前後の女子大学生70名を対象にマシュマロに関するアンケート調査を行った。調査内容は、マシュマロの原料、種類に関する知識、嗜好性についてアンケート調査を行い、さらにマシュマロを用いた加工食品の開発を行った。<br>【結果】マシュマロの嗜好性に関しては「好き」と答えた学生が7割程度であったのに対し、原料を知っている学生は2割程度であった。好きな種類は、チョコ、イチゴ、プレーンの3つの味が全体の8割を占め、その他ブルーベリー、バナナ風味のものと続いた。イメージについては、ふわふわ、柔らかい、甘い、白いなどが多くを占めた。またマシュマロを使った加工食品のアイディアは多く、砂糖の代わりに使用したり、加熱調理、一度溶かしてゼラチンの代用として使用するなど、その使い道は様々であった。今回試作をしたキャラメルやムース等もマシュマロから簡単に作ることができた。このように加工しやすい点からも、幅広い用途で使用できる食品であることが示唆された。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680536662272
  • NII論文ID
    130005470089
  • DOI
    10.11428/kasei.64.0_10
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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