愛知県津島市特産品「モロコ」を使用したレシピ開発への取り組み

書誌事項

タイトル別名
  • Efforts toward development of cooking recipes using moroko

説明

【目的】愛知県津島市、又近隣市町村では古くから当地の川魚であるモロコを食す文化があり、家庭における郷土料理として、長く親しまれてきた。最近では、モロコがなかなか手に入らなくなっていることから、若者を中心に、モロコの認知度が低くなっている傾向にある。本プロジェクトは、「モロコ」の養殖、レシピ開発を行い地域創生事業に繋がることを目的とする。<br>【方法・結果】若者向けのレシピ開発にあたり19歳~23歳58名を対象に、モロコについてのアンケート調査を行なった。また高齢者向けのレシピ開発においては、津島商工会議所モロコプロジェクト委員会が2010年に30~79歳71名を対象に行ったアンケート調査の結果から、今回は対象者別のコンセプトを立案した。高齢者向けには「素材の味を活かした親しみのある日常の和食」をコンセプトに、野沢菜の混ぜごはん、根菜のきんぴら、なすの揚げ浸し、あんかけ茶わん蒸しで計4品の馴染みのある和食とモロコを組合せたレシピを開発した。若者向けには、「シーン、料理の特徴を明確にした食べごたえのある料理」をコンセプトにサラダ巻き寿司、韓国風丼ぶり、彩り野菜のピクルス、レンコンのはさみ揚げで計4品を食べごたえのある副材料と組み合わせレシピを開発した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680536907776
  • NII論文ID
    130005256245
  • DOI
    10.11428/kasei.68.0_70
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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