The effects of the diet and sleeping hours on reproductive functions in young women

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  • 若年女性のダイエットと睡眠時間が生殖機能に及ぼす影響

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目的 現在, 日本の若年女性層には不妊症に繋がる婦人科疾患が増加しており, 生活環境の変化が重要な因子である可能性が考えられる. 演者らはこれまで女子大学生を対象に食生活に関するアンケート調査や食事調査を行い, 食生活習慣の中でも朝食の欠食と不適切なダイエットが将来の婦人科疾患の誘発に関与する可能性を報告してきた.1)2) 今回はこれらに対して睡眠時間が関連因子となるかどうかを検討する目的で, アンケート調査を実施した. 方法 2013年10月に18−20歳の女子大学生217名を対象に同意を得た後にアンケート調査を行い, ダイエットを経験なし, 過去にあり, 現在進行中の3群に, また睡眠時間を6時間未満と以上の2群に分類し, それぞれ月経障害の有無について調べ, 196名から有効回答を得た. 結果 睡眠時間が6時間未満の場合はダイエットと同様, 月経周期が不規則となる割合が高い結果となった. 一方で月経痛についてはこれまで報告してきた通り, 過去にダイエットを経験した群において強い傾向が見られたが, 睡眠時間が6時間未満でさらにその傾向が顕著となった. 考察 以上の知見から, 睡眠不足はダイエットによる若年女性の生殖機能障害の増悪因子となる可能性が示唆された. [文献] 1) Fujiwara T. Int J Food Sci Nutr (2007)  2) Fujiwara T. and Nakata R. Appetite (2010)

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Details 詳細情報について

  • CRID
    1390282680537767936
  • NII Article ID
    130005470448
  • DOI
    10.11428/kasei.66.0_270
  • Data Source
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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