若者の環境意識と行動に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • Environmental Consciousness and Activity of Youth

説明

目的 若者に焦点をあて、若者は環境問題をどのように捉え、理解し、行動に移すことができるのかを明らかにすることで、環境にやさしい行動を促すための指針を得る.<br>方法 1060名に環境問題に関するアンケートを実施し、そのアンケートから数量化3類を行い、4つの環境グループに分類して分析した.また、環境情報としてカーボンフットプリントを取り上げ、環境意識との関係を探り、環境問題解決の手がかりを模索した.<br>結果 多くの若者は地球温暖化の環境問題に興味を示しており、自分の生活とのつながりを考えている。しかし行動にまでは移すことができていない.そこで数量化3類を用いて4つの環境グループに分類したところ、性別や世代による違いがみられた.また興味関心、思考判断、実践行動のそれぞれを高い集団と低い集団との違いでみると、それぞれを高めるには根本的に環境への興味があることが重要であることが明らかとなった.それに加え、環境問題をより身近に考えることができるかどうかは、積極性と関係があり、日常生活に活かすことができるかは、日常生活度と関係がある.また「教育」と4つのグループでは、教育経験のある人の方が関心意識が高かった.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680537772032
  • NII論文ID
    130005470456
  • DOI
    10.11428/kasei.66.0_28
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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