Effects of the Personal Finance Education

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Other Title
  • パーソナルファイナンス教育の効果
  • アンケート調査に見るキャリア開発との関連性
  • Mainly in Relation to the Career Development of the Questionnaire Survey

Abstract

目的 本報告は、大学におけるパーソナルファイナンス教育とキャリア教育科目にて相互の関わりについて明らかにすることを目的としている。当該科目はいずれも昨今の長引く経済不況、雇用情勢の悪化から高等教育にも導入されている。その意義を真摯に捉え、学生にとって必要なライフプランの作成とキャリアの構築に向けた講義の展開を実施していく。<br>方法 調査対象は、短期大学部および大学の科目履修者である。アンケートは4点回答式で、質問内容は、「講義の理解」、「お金に関する意識」、「キャリア形成について」の3点であり、平成23年度から25年度の3年間の結果をまとめている。また期中いずれも第11回に実施している。<br>結果 学生は自己のキャリア形成上、お金の管理の重要性を感じている。しかしライフイベントにかかる費用は人それぞれで異なり、総額も大きいため難しいと捉えている。また昨今の社会情勢、雇用状況の不安から将来の夢を描きにくいと感じる学生も少なくない。そこでロールモデルをいくつか提示し、将来像を具体的に思い描き堅実なライフプランとキャリア形成を考えることが理解への近道である。講義では、家計簿を記帳し3か月分の収支を基にレポート作成を行うが、暮らしとライフイベントに必要な収入と支出を理解しファイナンシャルデザインを行うことが可能になれば、自己啓発に繋がりそれがキャリア開発を行う上でも重要である。

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Details 詳細情報について

  • CRID
    1390282680537821952
  • NII Article ID
    130005470488
  • DOI
    10.11428/kasei.66.0_37
  • Data Source
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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