若年女性の携行品と身体状況の関係
書誌事項
- タイトル別名
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- Relationship between the physical condition of young women and carrying goods
抄録
目的日常生活の中で、私たちは荷物を肩にかけたり、手に持ったりして物を運んでいる。無意識に毎日繰り返し行われる肩部への負荷方式は多様であるが、若い女性がどのような形のバッグを用いているのか、その重量と身体への負担はどの程度であるかを明らかにしたいと考えた。そこで、女子大学生を対象として、通学に用いるバックの形や選択理由、携行品及び身体への意識を調査するとともに、その荷重および肩の傾斜角度を計測し、身体への影響について検討した。<BR>方法大学1年生~4年生の人文学部生68名、家政学部生198名を対象に、2010年7月に質問紙法及び実測調査を行った。質問項目は、当日使用しているバッグの形、サブバッグの有無、携行品、バッグを選んだ理由、身体への適合性、姿勢である。実測は、バッグの総重量、持ち手の長さ・幅・厚みおよび左右の肩傾斜角度である。<BR>結果(1)バッグは、肩掛け35%、リュックサック34%、大型の斜め掛け14%、小型の斜め掛け6%、大型バック6%、手提げ3%で、ほとんどが肩部に掛ける形式であった。サブバックは約60%が用い、肩掛けバックよりリュックサックでの使用者がやや多かった。(2)バックの選択理由は、沢山入る46%、使い易い22%、服に合う10%、デザイン・形が良い9%であった。(3)財布・携帯電話・ハンカチ・ティッシュ・ペンケース・飲み物を80%以上の人が携行していた。バックと携行品の総重量は、平均3.9Kg、最大9.8 Kg、最小0.8 Kgであった。2 Kg以上の重さになると、肩掛け、リュックサックの使用が顕著となった。(4)肩傾斜角度の平均は、右22.7度、左22.5度、左右差平均0.2度であった。
収録刊行物
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- 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
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一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 63 (0), 129-129, 2011
一般社団法人 日本家政学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680538317440
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- NII論文ID
- 130006958846
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可