Development of home economics teaching materials utilizing augmented reality technology

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  • AR技術(拡張現実)を活用した家庭科教材の開発

Description

目的 近年、高度情報化社会といわれている。学習指導要領では、情報教育や授業における教員・児童・生徒のICT活用が明記されており、学校における教育の情報化について一層の充実が求められている。一方、学校教育の情報化における問題点として、情報教育に対する教員のスキルの低さや偏り、情報機器を用いた授業実践の低さなどが指摘されている。家庭科では、実践的・体験的な学習活動が重視されており、実験・実習を中心とした授業の工夫が必要である。その一環と して、実物や紙教材を活用した「見せる」授業が行われているが、従来の「見せる」授業では、①一斉授業では手元を見せることが難しい、②実物を用意するのに時間がかかるなどの課題が指摘されている。そこで本研究では、家庭科における「見せる」指導の効率化を図るため、AR(拡張現実)を用いた3DCG・AR教材の開発を行った。<br> 方法 3DCG・AR教材は、フリーソフト「Metasequoia」を用いて作成し、「NyARToolkit for Android」を用いて現実世界の空間の位置をマーカで認識させ、AR化した。<br> 結果 3DCG・AR教材は、パソコン、タブレット、スマートフォンなどで使用できるようにした。教材開発は、家庭科の衣食住分野において行い、和食や洋食の盛り付け(食分野)や、家具のレイアウト(住分野)などに関する教材を作成した。

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Details 詳細情報について

  • CRID
    1390282680538563840
  • NII Article ID
    130005790865
  • DOI
    10.11428/kasei.69.0_266
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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