下肢の浮腫に対するエアマッサージ器の効果
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- 長谷場 純仁
- 鹿児島大学医学部・歯学部附属病院リハビリテーション室
書誌事項
- タイトル別名
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- 健常者の下腿のむくみに対してモードと治療時間による違い
- 公開日
- 2008
- DOI
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- 10.14900/cjpt.2007.0.f1476.0
- 公開者
- 日本理学療法士協会(現 一般社団法人日本理学療法学会連合)
説明
【はじめに】<BR> 下肢の浮腫に対しての治療のひとつとしてエアマッサージ器の利用が上げられる。エアマッサージ器は、空気圧によって血液やリンパ液の還流を促すものとされるが、その効果についての報告は多くない。今回、健常者の下肢にエアマッサージ器を使用して、異なるモードと強さ、時間で施行し、下腿周径の変化について検証を行ったので報告する。<BR>【対象と方法】<BR> 対象は実験について説明と同意を得られた健常の男性8名と女性2名の計10名(年齢26.4±3.7歳、身長170.5±8.2cm体重68.2±10.2kg:平均±標準偏差)。方法は、エアマッサージ器としてメドー産業株式会社製ドクターメドマーを使用し、対象の下肢に施行した。実施時刻は下肢にむくみを最も自覚する17時以降で、施行したモードはウェーブとスクイーズの2種類、圧力設定は1と2の2段階とし、それぞれを10分、20分、30分施行したときの下腿の最小周径と最大周径を測定し、施行前の値に対する変化量を求めた。また、施行後主観的効果について問診を行った。さらに、エアマッサージ器によりどの程度の圧が下腿に加えられているかを調査するため、水銀血圧計のマンシェットを足首に巻き、圧力の最大値をウェーブとスクイーズの2種類のモード、圧力設定1から3の3段階で測定した。施行時間やモードや圧力設定の違いによる周径の変化量、モードや圧力設定ごとの足首にかかる圧力について最小有意差法を用い検定を行った(p<0.05)。<BR>【結果】<BR> モード別の施行時間による周径の変化量について有意差が認められたのは、ウェーブモードの圧力設定1での下腿最小周径で10分後と30分後、同モードの圧力設定2での下腿最大周径で10分後と20分後および10分後と30分後、スクイーズモードの圧力設定1での下腿最大周径で10分後と30分後、同モードの圧力設定2での下腿最大周径で10分後と30分後であった。施行時間別に周径の変化量について有意差が認められたのは、施行時間30分後でウェーブモードの圧力設定1とスクイーズモードの圧力設定2における下腿最小周径であった。なお、周径の変化量が最も大きかったのはスクイーズモードの圧力設定2における30分後の下腿最大周径で、変化量は10.0±3.4mmであった。足首への圧力の測定では各モードにおける圧力設定の違いで全てに有意差が認められた。施行後の問診で、全ての対象からスクイーズモードの圧力設定2が他と比較して最も気持ちがいい、効果があるような気がするといった感想を得た。<BR>【考察】<BR> 結果から、モードの違いよりも施行時間が周径の変化に与える影響の大きいことが推測された。その中でも、スクイーズモードの圧力設定2で30分実施した場合が最も効果的であることが示唆されたが、今回実施した以外のモード、圧力設定、時間でも検証してみる必要があると考える。
収録刊行物
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- 理学療法学Supplement
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理学療法学Supplement 2007 (0), F1476-F1476, 2008
日本理学療法士協会(現 一般社団法人日本理学療法学会連合)
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680544969088
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- NII論文ID
- 130005016257
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可