書誌事項
- タイトル別名
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- 2021) Relation between Shearing Force and Shearing Deformation concerning Quake Resisting Walls having Various Openings : Study on Shearing Resistance of Quake Resisting Walls having Various Openings, No. 2(Structure)
- 有開口耐震壁の負担せん断力とせん断変形の関係
- ユウカイコウ タイシンヘキ ノ フタン センダンリョク ト センダン ヘンケイ ノ カンケイ
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抄録
各耐震壁の水平せん断力Q(第1報2・1式参照)とせん断変形R(第1報3・1式参照)の関係を第1・1図に示す。第1・1図のような縦横等分目盛のグラフに19個の耐震壁の結果を一括して記入してもはつきりしないので、試みに縦横共対数目盛のグラフに正側加力実験の結果だけを記入したものが第1・2図である。縦横等分目盛のグラフにおいては直線と考えられるQ-R曲線の始源部分は、縦横共対数目盛のグラフに移しても直線であり、傾斜は横軸に対し45°となるわけだが、開口が小さい耐震壁では始源部分の測定器の動きが少いのでいくらか誤差を生じているものがみられる。有開口耐震壁の諸結果を比較する際の基準となる無開口耐震壁の基準曲線は、ひび割れ発生と同時にQは一定でRだけ増大する部分があるものとし、0-1および0-2の結果の中間に第1・2図の太線を想定した。今後各耐震壁の塑性係数βや無開口耐震壁に対する負担せん断力比などは、建物の変形Rをいくらにおさえた場合いくらにとつたらよいか直接設計と結びつくことを主眼とし、変形Rの関数として論ずる。Rとして等比級数を形成する次の6点をとりあげ、各種の解析をすすめる。[table]上記各変形時の各耐震壁のQは第1・1図のQ-R曲線より読取り、第1・1表のように定めた。
収録刊行物
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- 日本建築学会論文報告集
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日本建築学会論文報告集 66.1 (0), 305-308, 1960
一般社団法人 日本建築学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680545478912
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- NII論文ID
- 110005052965
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- NII書誌ID
- AN0018882X
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- ISSN
- 24330027
- 03871185
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- NDL書誌ID
- 9156340
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可