赤外分光法を用いたエチレンの重合反応機構の解明

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タイトル別名
  • Study on the oligomerization of ethene using FT-IR

抄録

エチレンはゼオライト酸点上でエチルカルベニウムイオンを経由して、表面エトキシ種を生成すると量子化学計算から考えられてきた。しかし、IRやNMRによる直接観測によって、エチレンからにエトキシ種の生成は確認されていない。そこで、エタノールから生成させたエトキシ種とエチレンを用いてそれぞれの反応性を検討した結果、エチレンは酸点と一分子で反応してエトキシ種を生成するよりも、協奏的に二分子以上が重合反応を起こすことが分かった。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680564167040
  • NII論文ID
    130004669669
  • DOI
    10.11523/sekiyu.2013.0.9.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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