藻類産生油由来スクアレンの接触クラッキングによるイソプレン製造

DOI
  • 白石 一真
    筑波大学大学院数理物質科学研究科 産業技術総合研究所
  • 近藤 剛弘
    筑波大学大学院数理物質科学研究科
  • 藤谷 忠博
    筑波大学大学院数理物質科学研究科 産業技術総合研究所
  • 中村 潤児
    筑波大学大学院数理物質科学研究科

書誌事項

タイトル別名
  • Isoprene production by atmospheric catalytic cracking of squalene derived from algae-oil

抄録

本研究では、スクアレン(C30H50)の熱分解による生成物分布および分解メカニズムと、触媒によるスクアレンのクラッキング挙動を明らかにすることを目的として実験を行った。全ての反応は、窒素気流中で流通系反応装置を用いて常圧で行い、炭素数基準で評価した。熱分解の検討により、84%の選択率でイソプレン(C5H8)が得られた。また、塩基性酸化物触媒(MgO, ZrO2, CeO2)を用いることで、イソプレン選択率を維持して転換率を約2倍(12%→25%)を可能にした。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680564676096
  • NII論文ID
    130006314832
  • DOI
    10.11523/sekiyu.2017f.0_112
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ