鉄系触媒によるタール水蒸気改質に及ぼす塩素化合物の影響

書誌事項

タイトル別名
  • Influence of chlorine compounds on the steam reforming of tar over iron catalyst

説明

ニッケル添加鉄鉱石-焼成ドロマイト触媒を用いて、廃棄物熱分解タールの模擬物質の水蒸気改質に及ぼす塩素化合物の影響を調べた。塩素を含まないトルエンでは、900℃, S/C = 5 の条件下で95%以上が分解・改質されたのに対し、クロロベンゼンは20%以下の分解率であり、この種の化合物が難分解性であることがわかった。また、トルエンの反応にHClやNaClを共存させる実験を行った結果、200ppm以下の塩素濃度ではトルエンの改質活性に影響しないことも明らかとなった。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680564753024
  • NII論文ID
    130004669046
  • DOI
    10.11523/sekiyu.2009f.0.19.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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