反応射出成形法によるジシクロペンタジエン樹脂の製造―樹脂性能を革新する新規触媒プロセスの開発―

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タイトル別名
  • Industrial production of dicyclopentadiene resin by reaction injection molding using novel ruthenium catalyst.

抄録

ジシクロペンタジエン樹脂はナフサクラッキングから生じるC5留分を原料とし、その開環メタセシス重合性を利用し、反応射出成形法により工業的に有用な樹脂成形品に加工されている。重合反応を制御する錯体触媒として、ルテニウム触媒が優れた活性を示すことが知られているが、本成形法に適用できる例は少ない。今回、本成形法に適用可能な新たなルテニウム触媒の工業的合成法の開発に成功した。本技術は、付加価値ある樹脂の創出を可能とするものである。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680565099520
  • NII論文ID
    130005477589
  • DOI
    10.11523/sekiyu.2014f.0_7
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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