Recovery of phosphate ion from water by adsorption-desorption on active carbons

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  • 活性炭への吸脱着を利用した水中からのリン酸イオンの回収

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リン酸は,生活に欠かせない重要な資源であり,近年枯渇が危惧されている.特に肥料としてのリン酸に代わる物は無いため,生活排水等の比較的リン酸イオン(P)が高濃度に含まれる廃水から回収するしか手はない.本研究では,環境に優しいP回収方法として温度変化による吸着剤からのP脱離の可能性に着目しP回収を試みた.すなわち,低温で吸着剤にPを吸着させ,高温でPを脱離させる方法である. 30℃における活性炭(AC)のP吸着量は金属酸化物のものよりも小さかったが,ACは100℃でPを脱着することができ.温度変化によって,水中からPが回収できる可能性が示された.実際にACを用いて一定量のPを,温度変化によって回収することができ、繰り返し使用すると, P回収量は徐々に減少した.

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  • CRID
    1390282680565694464
  • NII Article ID
    130005470862
  • DOI
    10.14912/jsmcwm.24.0_311
  • Data Source
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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