Thermal recycle systems of packaged food products from convenience stores

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  • コンビニエンスストアの販売期限切れ商品のリサイクルシステム

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熱回収によるリサイクル利用システムの可能性を検討するため、コンビニエンスストアの販売期限切れ商品(277kg)を収集し、食品残さの乾燥・炭化試験を行った。食品残さを混練し、120~140℃で乾燥後、外熱式ロータリーキルンを用いて400~500℃で炭化処理を行った。 その結果、食品残さの水分(63%)は、乾燥後に8%、炭化後に0.9%に低下し、重量もそれぞれ乾燥前の38%と6%に減少した。また、乾燥及び炭化後の低位発熱量は17.4MJ/kgと25.8MJ/kgであり、石炭に相当する発熱量であった。一方、燃料全体の保有エネルギーを評価すると、乾燥後は1610MJに上昇したが、炭化後では乾留ガスの発生により、1/4程度(360MJ)に減少してしまうことがわかった。炭化後では塩素濃度も上昇することから、エネルギー利用の観点からは、乾燥処理に留めることが有利であると考えられた。

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Details 詳細情報について

  • CRID
    1390282680565960576
  • NII Article ID
    130004631532
  • DOI
    10.14912/jsmcwm.22.0.112.0
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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