大阪市における建物ストックと災害廃棄物発生量の推定
書誌事項
- タイトル別名
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- Estimation of building stocks and demolition waste quantity in Osaka City
説明
大阪市の建物ストックを推計するとともに,上町断層帯地震が起きた時の建物由来のがれきの発生量を予測した。建物の延床面積の統計データに,建物構造別・建築年代別の建築資材原単位を掛けることにより,建物ストックを推定したところ,約1.6億トンと推計された。さらに,上町断層帯地震が起きた場合の町丁目ごとの震度予測と,各震度における建物の倒壊率の値を用いて,震災による建築物の倒壊に伴う廃棄物発生量を推定した。発生量は,1000~3100万トンとなり,これは大阪市の一般廃棄物の8~26年分に相当した。その廃棄物の65%はコンクリートが占めると考えられた。また発生廃棄物を保管する仮置き場は,大阪市全体で180~550 haが必要であると推定された。これは,大阪市北港処分地の3~8個分の広さに相当した。最後に,これらの情報をGISソフトを用いて地図上に記述した。<br>
収録刊行物
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- 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
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廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 23 (0), 189-, 2012
一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680566147968
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- NII論文ID
- 130005453292
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可