既存不適格製品の広域継続利用のリスク評価に関する研究  アスベスト(石綿)リスクの認知に関する一調査報告

書誌事項

タイトル別名
  • Study about the risk value of the wide area continuation use of an existence disqualified product One investigation report about recognition of asbestos risk

説明

既存不適格となり、厳しい廃棄物処理を要求されている石綿(アスベスト)製品は、現在も日本国内で6千万~1億トンとも推定される莫大な量が、建物等に利用されている。老朽化等に伴い今後数十年に渡り年間100万トン以上の廃棄物の発生と適正処理が求められる。筆者等は石綿(アスベスト)製品の広域継続利用状況を改善する方策として、専用処分場を利用した無害化・循環利用スキームの考案や石綿(アスベスト)廃棄物等の高効率溶融無害化処理システムの開発、事業化に取り組んでいる。しかし石綿(アスベスト)処理に係る新たな技術の開発や処理施設の拡充は進んでいない。その一因として、石綿(アスベスト)製品の継続利用のリスクの正しい評価と解決方策の方向性の周知が必ずしも十分でないことがあげられる。本報告では、アスベスト(石綿)リスクの認知に関して、地域や男女差などの違いをネットリサーチによって検討した結果を報告する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680567260928
  • NII論文ID
    130005484958
  • DOI
    10.14912/jsmcwm.26.0_511
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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