有機性汚泥のコンポスト化プロセスにおける窒素の動態解析

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タイトル別名
  • Nitrogen dynamics in organic sludge composting process

抄録

コンポスト中の窒素濃度を高い値に高精度でコントロールすることは極めて困難であるため、窒素濃度を管理可能なコンポスト化システムの開発が不可欠である。本研究では、アンモニアガス変換を最大化して施用時に回収アンモニアをコンポストに添加することにより窒素濃度を管理するコンポスト化システムの開発を目的として、異なる温度で有機性汚泥のコンポスト化を行い、コンポスト化プロセスにおける窒素の動態解析をおこなった。60℃における高温コンポスト化により汚泥の有機物分解率ならびにアンモニアガス発生量が最大になることが示された。コンポストにアンモニアガス発生量と等量以上のアンモニア態窒素が残存していることが明らかになり、更なるアンモニアガス発生促進には、アンモニア態窒素の吸着抑制が必要であることが示唆された。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680567290752
  • NII論文ID
    130006230033
  • DOI
    10.14912/jsmcwm.28.0_233
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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