アルカリ性懸濁液がCO2を吸収する速度の実測

書誌事項

タイトル別名
  • Rate of CO2 absorption to aqueous alkali suspension

説明

廃棄物焼却で発生する灰を資材として活用するためには、安定化させる必要がある。水洗による塩分除去と、その過程でのCO2吸収による中性化・炭酸化を念頭に置いている。これまでの実験より焼却灰懸濁液にCO2ガスを吹き付けた場合、焼却灰中のCa(OH)2がCO2と反応しCaCO3が沈殿することにより中性化・炭酸化になることを確認した。しかし焼却灰中にCa がどの程度含まれているのかについては、処理施設での石灰噴射や廃棄物中の組成によって変化する。そこで、CO2が吸収すると考えうる最大の条件として、水酸化カルシウム懸濁液がCO2を吸収する速度を実測する実験を行った。また、焼却灰懸濁液でも実験を行い、比較した。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680567309440
  • NII論文ID
    130005477706
  • DOI
    10.14912/jsmcwm.25.0_359
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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