Quantitative analysis on "troblesome" of separation for PET botlles

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Other Title
  • ペットボトル分別に伴う“煩わしさ”の定量的評価に関する研究

Description

本研究では,ペットボトルを対象に, アンケートを用いた分別に伴う 心理的負担感“煩わしさ”を定量的に評価するため,①心理測定法による煩わしさの定量化,②貨幣換算を行う二段階構成による新たな評価法(以下,“新評価法”と呼ぶ.) を提案している.本稿では,「キャップを外し,ラベルを剥がす」などの複合の分別作業による心理的負担感と実測の分別割合との関係を調査し,新評価法の有効性について検討した.複合分別作業による心理的負担感は,アンケート調査により得られた各複合分別作業の煩わしさを示す“損失金額”(複合評価)だけでなく,単独の分別作業の損失金額の和の損失金額(加算評価)についても検討した.その結果,両評価ともに複合分別作業の損失金額と分別割合に強い相関が見られた.このことから“煩わしさ”の評価方法として筆者らが提案している“新評価法”が有効であることが分かった.

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Details 詳細情報について

  • CRID
    1390282680567317376
  • NII Article ID
    130005477717
  • DOI
    10.14912/jsmcwm.25.0_35
  • Data Source
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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