清掃工場解体に伴う石綿含有建築用仕上塗材等の除去事例について

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タイトル別名
  • Removal of asbestos containing coating materials for textured finishes of buildings in waste incineration plant

抄録

平成28年4月に示された「建築物の改修・解体における石綿含有建築用仕上塗材からの石綿粉じん飛散防止処理技術指針」に基づき清掃工場解体(光ヶ丘清掃工場;東京都練馬区)に伴う石綿含有建築用仕上塗材等の除去を実施したのでその事例を報告する。除去は、剥離剤併用手工具工法(2種類)と集じん装置付きディスクグラインダーケレン工法の2工法で試験施工を実施し、集じん装置付きディスクグラインダーケレン工法(IYO集塵工法)が確実に除去できることが確認できたため同工法を採用した。除去対象の石綿含有建築用仕上塗材19,662.6m2を約4ヵ月の工期で除去した。ディスクグラインダーでケレンしている作業員横において作業環境測定(B測定)を実施した。その結果、0.054本/cm3であり、第1管理区分(管理濃度E=0.15本/cm3以下)で石綿の飛散が抑えられていることが確認できた。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680567396992
  • NII論文ID
    130006233954
  • DOI
    10.14912/jsmcwm.28.0_479
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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