道路砕石や建築物中に含まれる石綿が環境中に与える影響について(その1)

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タイトル別名
  • Scattering investigation research to environment by the asbestos to be contained into the materials of building and road (Part 1)

抄録

当大学構内における道路砕石や建築物由来による石綿が一般環境や室内環境に与える影響について調査するため、事前調査として大学内の建築物中に使用されている石綿含有建材を調査した結果、次のことが判明した。 建築物の外装材を調査した結果、板スレートと波スレートが昭和43年から昭和49年に建設された鉄骨構造の建築物から石綿含有建材として確認された。また、建築物の内装材を調査した結果、長尺シートでは昭和42年から昭和62年に建設された鉄筋コンクリート造の建築物から石綿含有建材として確認され、Pタイルでは昭和52年に建設された鉄筋コンクリート造の建築物から確認された。さらに、倉庫等の外装材を調査した結果、板スレートと波スレートが石綿含有建材として確認された。 このように、昭和の時代に建てられた建築物の外装材や内装材から石綿建材が確認された。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680567775232
  • NII論文ID
    130005477747
  • DOI
    10.14912/jsmcwm.25.0_513
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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