ベントナイト混合土層に埋設されたジオネットの引抜き摩擦特性評価

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タイトル別名
  • Pull OutTest of Geonet buried in Bentonite Mixed Soil Layer

説明

最終処分場では，浸出水の浸透拡散を防ぐために，遮水工としてベントナイト混合土（BMS）が広く利用されている．既往の研究結果より，ジオネットの敷設が局所沈下を受けるBMS層の機能低下を抑制することが明らかにされている．本研究では，BMS層内に敷設したジオネットの引抜き実験を実施して摩擦特性を評価し，この特性を用いて弾性論に基づくジオネット敷設固定幅の検討を行なった．その結果ジオネットとベントナイト混合土との見掛けのせん断抵抗は上載圧力にほとんど依存せず，引抜き実験から得た引抜き力と先端伸び量の関係を弾性論に基づき評価した結果，ジオネット(N-24)が破断する前の見掛けの弾性係数は78～100MN/m2であり，局所沈下や不等沈下が予想される部分にジオネット(N-24)を敷設する場合の敷設固定幅は50cm程度確保すれば固定力が発揮できることがわかった．

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680567864960
  • NII論文ID
    130005477704
  • DOI
    10.14912/jsmcwm.25.0_387
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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