重力および磁気を利用した地盤探査システムの性能試験とデータ処理手法に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • A field observation test of the geophysical exploration system and a method for the data processing using gravity and magnetic anomaly

説明

地震動予測を目的のためには、微動探査や重力探査から地盤の速度構造や密度構造を推定する手法がしばしば用いられる。広範囲の観測をより効率良く行う為に、現在移動体上にセンサーを搭載して重力と磁気の測定を行うような地盤探査システムの開発を行なっている。従来の観測システムに比べ非常に安価かつ容易なものを目指しており、これまでセンサーの開発や改良を行なってきた。このシステムの実地観測試験として、自律航行型無人ヘリコプターにセンサーを搭載し、航空重力・磁気探査を実施した。重力や磁気のコントラストが強いと予想されるサイトとして、静岡県の重力式コンクリートダムを選定し、ダム上空における重力と磁気の変化を観測した。観測で得られた結果を幾つかの手法を用いて解析し、地形モデルから作成した理論重力値との比較、検討を行うことで、システムの評価を行う。さらに、得られたデータから精度よく重力や磁気の異常を抽出するための手法を開発する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680568535296
  • NII論文ID
    130004605163
  • DOI
    10.11345/japannctam.62.0.85.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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