並列ケーブルのウェイク振動とその制御法に関する風洞実験

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タイトル別名
  • Wind-tunnel study on mechanism and suppression of wake-induced vibration of parallel cables

抄録

斜張橋などの並列ケーブルではしばしばウェイク振動が発現する.これは,ケーブル間距離が近い場合のウェイクギャロッピングと遠い場合のウェイクフラッターに大別される.既往の風洞実験では,ケーブル間距離が4倍程度の比較的小さな迎角においてウェイクギャロッピングが顕著となり,一方,距離が8倍以上の迎角が5-15度程度においてウェイクフラッターが発現することが示されている.また,上流ケーブルの近くに小径ワイヤ(制振ワイヤ)を設置することでウェイクフラッターが制振できることも示されている.本研究では,並列ケーブルの表面圧力を風洞実験により計測し,ウェイク振動メカニズムと制振ワイヤの制振メカニズムに関して,検討を行った.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680568578304
  • NII論文ID
    130004603901
  • DOI
    10.11345/japannctam.57.0.114.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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