Analysis of Band Structure for 2D Elastic Phononic Crystals by BEM

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抄録

本論文では、2次元フォノニック結晶における弾性波のバンドギャップを、境界要素法(BEM)と周期構造のBlochの理論を用いて、固有振動数の分散関係を導出する。この問題は固有振動数は、固有値パラメーターとして境界要素法の係数行列の中に陰に含まれており、超越関数を含む非線形の固有方程式からなる非線形固有値問題に帰着する。この非線形固有値問題を解くために、ブロック版のSakurai-Sugiura (SS)法を用いる。この方法では固有振動数の複素平面上の閉曲線積分経路内の固有振動数を抽出することができる。本研究の解析のアルゴリズムの有効性を数値例によって示す。

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  • CRID
    1390282680569277696
  • NII論文ID
    130004605177
  • DOI
    10.11345/japannctam.62.0.98.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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