切妻屋根と片流れ屋根の構造骨組用外圧係数

書誌事項

タイトル別名
  • External Pressure Coefficients for Main Wind-Force Resisting System on Gable and Mono-slope Roofs

説明

種々の勾配と奥行き/高さ比をもつ切妻屋根と片流れ屋根の構造骨組用外圧係数を境界層乱流中で測定し,建設省告示第1454号の規定値と比較し,次の結論を得た。 勾配屋根の外圧係数は,屋根勾配だけでなく屋根の平面寸法比にも強く影響を受ける。軒に垂直または平行の風向で表される外圧係数はある風向範囲内の極値で提示されるべきである。風向範囲を考慮した外圧係数は特に風下面で建設省告示第1454号の規定値を超える。風上面の時間平均外圧係数の正の値は基準の値よりかなり小さい。切妻屋根の片面の外圧係数は同じ屋根勾配の片流れ屋根の外圧係数と同じではない。特に,高い軒の風下側に位置する片流れ屋根の外圧係数は切妻屋根の風下面の外圧係数よりもかなり大きい。ケラバ付近領域の外圧係数の多くは建設省告示第1454号の値を超える。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680570254464
  • NII論文ID
    130004644481
  • DOI
    10.14887/kazekosymp.22.0.203.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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