多重調和関数を用いたモーフィング

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タイトル別名
  • Morphing Using Polyharmonic function

抄録

多重調和関数を用いたモーフィング手法を示す.多重調和関数は距離Rの関数であり, Radial Basic Function の一種である.多重調和関数を用いて自由曲面からなる三次元形状を定義する方法は既に示している.本手法ではパッチを指定する必要がなく,三次元立体の表面を指定するだけで,自由曲面からなる立体を定義することができる.また,は碁盤目状に指定する必要がなく,任意の群を使用することができる.なお,表面を全く指定していない部分があってもよく,その部分は滑らかな自由曲面で繋がれる.本手法はメタボールを用いる方法と類似する部分もあるが,指定した表面を必ず通る自由曲面で立体が構成される利がある.また,本手法は,多次元補間法の一種であり,数値積分法や数値解析法にも活用することができる.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680570524416
  • NII論文ID
    130005021172
  • DOI
    10.11540/pjsiam.2002.0.106.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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