空間微分に対する格子ボルツマン方程式の近似精度に関するCIP法と差分法との比較

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タイトル別名
  • A Comparative Study of the Cubic Interpolated Propagation Method and the Finite Difference Method on Approximation Accuracy of the Lattice Boltzmann Equation for Spatial Derivative

抄録

格子ボルツマン法の動力学方程式は線形であるため、分布関数に対する空間微分も、格子ボルツマン方程式に従って運動する。空間微分に対する格子ボルツマン方程式におけるBGK衝突オペレーターには、平衡分布関数の空間微分が用いられる。この分布関数に対する導関数に代数演算を行うことにより、簡単に、流速、密度の空間微分が導出される。空間微分に対する格子ボルツマン方程式に対する近似解法として、CIP法と有限差分法を適用させる。テイラー渦流れやポアゾイユ流れの数値計算によって、CIP法と有限差分法、ならびに従来型のLBMとの計算精度を比較検証する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680570873216
  • NII論文ID
    130004603766
  • DOI
    10.11345/japannctam.56.0.261.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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