可変密度サンプリングによる非可逆画像符号化における画質劣化の軽減に関する検討

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タイトル別名
  • Study on a Reduction of the Image Deterioration in the Lossy Image Coding Based on Variable Density Sampling

抄録

一般にJPEG など直交変換を利用した非可逆符号化方式においては,低ビットレート下で高周波成分に大きな画質劣化が生じる.しかし,高周波成分を多く含むオブジェクト部分に大きな画質劣化が生じることは好ましいことではない.そこで,本研究では,可変密度サンプリングの考え方を用いて,低周波成分を多く含み,画質劣化や符号化効率への影響が少ない背景部分はダウンサンプリングを施し,一方,高周波を多く含むオブジェクト部分は補間処理によりアップサンプリングを施すことで,画像全体の周波数成分を集中させ,その後,符号化を行うことにより,オブジェクト部分における画質劣化を軽減する手法を提案する.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680574675584
  • NII論文ID
    130005453598
  • DOI
    10.11371/wiieej.10.01.0_45
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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