誘電率計測法を用いた地盤の有効間隙率の測定方法に関する基礎的研究

書誌事項

タイトル別名
  • Study on measuring method of the effective porosity of a porous media by using Dielectric Method

説明

本研究では,原位置での有効間隙率を迅速に測定する方法として,誘電率測定センサーを地盤に挿入し,そのセンサー周辺に水とは誘電率の異なる物質(ここでは比重を水と等しくしたエタノール/サッカロース溶液)を注入し,誘電率の変化から有効間隙率を求める方法を提案する。そこで,まず基礎データの把握を目的として,GHz単位の周波数により同軸プローブの先端で誘電率を測定するFDR装置(Frequency Domain Reflectmetory)を用いて数種類の砂地盤に対して試験を行った。その結果,各測定値とも間隙率の約80~90%程度の良好な結果が得られた。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680575349248
  • NII論文ID
    130004620577
  • DOI
    10.11512/jiban.jgs38.0.1171.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ