長尺鏡ボルトの軸力計測および切羽前方変位計測

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タイトル別名
  • Measurements of Axial Forces of Long Facebolt and Displacements ahead of Tunnel Face

抄録

北陸新幹線飯山トンネル木成工区では、切羽変状の対策工としてグラスファイバー管の鏡ボルトを採用している。しかしながら、鏡ボルトによる切羽安定効果については、十分に解明されていない。そこで、実際の現象を把握するために、掘削中に作用する鏡ボルトの軸力測定と切羽前方の地中変位計測を行った。計測の結果、ボルトには引張強度を超える大きな軸力が作用し、前方変位は計器の計測レンジ(100mm)を超えた。<br>原位置での計測結果をもとに、三次元掘削解析によって、鏡ボルトに発生する軸力分布と切羽前方の変位分布をシミュレーションした。その結果、計測結果をよく表現することができた。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680575748480
  • NII論文ID
    130004622094
  • DOI
    10.11512/jiban.jgs39.0.1691.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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