岩盤壁面下方斜面における山岳トンネル坑口位置の検討事例
書誌事項
- タイトル別名
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- A study of the tunnel pithead positioning on rock wall.
抄録
古第三系の堆積岩類から構成される山岳地のトンネル計画に対して、地質調査および詳細設計を実施した。緩斜面上に計画されている終点側坑口の背後には比高30m程度の岩壁が屹立しており、その下方斜面には巨礫を含む転石が散在している。坑口付近のボーリング調査、地形測量、壁面部の地質観察および転石分布調査を実施した結果、岩盤の地質構造に規制された板状岩塊のトップリングによる剥離・崩落が落石の起源であり、この現象の繰り返しによって現在の壁面および転石を伴う緩斜面が形成されたと考察した。坑口位置については、現在も上記の地形発達史の一過程であること、および経済性、維持管理面、環境面などを考慮して検討した。
収録刊行物
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- 地盤工学研究発表会 発表講演集
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地盤工学研究発表会 発表講演集 JGS39 (0), 1701-1702, 2004
公益社団法人 地盤工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680575784960
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- NII論文ID
- 130004622099
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可