RQD(N),RCI(N),修正RCI(N)によるボーリングコアの簡便で定量的な岩盤評価の試み
書誌事項
- タイトル別名
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- Simple and Objective Method to evaluate bedrock conditions of drilling core samples with RQD(N),RCI(N) and modified RCI(N)
説明
ボーリング調査では通常RQDや最大コア長が計測されているが、岩盤評価等に十分活用されていないのが現状である。本論は、簡便で定量的な岩盤評価法の構築を目的に、北海道に分布する各種岩盤(安山岩、砂岩、付加体緑色岩、花崗閃緑岩等)を対象に、RQDを拡張したRQD(N)、最大コア長を拡張したRCI(N)、およびRCI(N)を改良した修正RCI(N)(今回創案)の3つの指標の計測を行い、岩盤等級区分と比較した。この結果、RQD(N)を用いる場合は、RQD(5),RQD(10)およびRQD(30)を併用すると最も精度良く岩盤等級が評価できることが判明した。また、岩盤等級区分と最も良い一致を示すのは、単独では修正RCI(4)であることが判明した。
収録刊行物
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- 地盤工学研究発表会 発表講演集
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地盤工学研究発表会 発表講演集 JGS39 (0), 143-144, 2004
公益社団法人 地盤工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680576046720
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- NII論文ID
- 130004621949
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可