鋼管矢板井筒により耐震補強されたケーソン基礎の水平支持力特性~ケーソンと井筒の剛性比の影響について~

書誌事項

タイトル別名
  • Lateral bearing capacity of caisson reinforced by Steel Pipe Sheet Piles : Rigidity ratios between caisson and SPSP

説明

災害に強い橋梁の整備として,既設橋梁の耐震補強が進んでいる.特に,地震後の被災状況の調査や復旧が困難な基礎部分は,橋全体の安全性を損なう過大な変形を生じさせてはならない.本研究で対象とする鋼管矢板基礎増設工法は,ケーソン基礎周囲に打設した鋼管矢板井筒とケーソン基礎の間に頂版を設けて結合させ,基礎の耐力向上を図る工法で,上空作業空間の制約に影響されずに施工可能である等の利点がある.本工法は,現存の設計手法を用いて試験的に施工されている段階で,その補強効果やメカニズムが明確でない.本稿では,遠心模型実験により本工法の補強効果,メカニズムを明らかにし,主にケーソンと鋼管矢板井筒の剛性比の影響を検討する.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680576064512
  • NII論文ID
    130004621954
  • DOI
    10.11512/jiban.jgs39.0.1439.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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