減法混色における色予測の体系化 II
書誌事項
- タイトル別名
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- Systematization on Color Prediction of Subtractive Color Mixture II
説明
n (≥2 ) 色の各刺激値が与えられて、その加法混色結果は一意に定まるが、減法混色の結果は一意に定まらず複雑であるとされており、これまでに理論的な解析がほとんどなされていない。我々は (そのI) において、Ideal Color の減法混色の上下限に関する定理を導出した。次にこれらの定理を用いて、Ideal Color 減法混色の色再現範囲の重心式を求めるための基礎定理を導いた。本稿ではこれらの定理を使用して、混色前のn 色の各刺激値の積の形で重心式が近似的に表現されることを示す。また、シミュレーション実験により確認した結果を示す。重心式に含まれる積は、加法混色の和と対をなすものであり、混色の体系化において重要な意味を持つ。
収録刊行物
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- 画像電子学会研究会講演予稿
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画像電子学会研究会講演予稿 04-06 (0), 37-42, 2004
一般社団法人 画像電子学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680576090496
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- NII論文ID
- 130005441590
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- ISSN
- 27589218
- 02853957
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可