模型実験に基づく回転圧入鋼管杭の地盤貫入メカニズムに関する研究
書誌事項
- タイトル別名
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- A Study on Penetration Mechanism of Screwed Steel Pile Based on Model Tests
説明
回転圧入工法において鋼管杭が地盤に貫入するメカニズムについては、未だ十分に解明されていない。本研究では、先端に羽根のある杭と羽根のない杭を回転圧入させた既往の模型実験結果に基づき、回転圧入鋼管杭の貫入メカニズムに関する考察を行った。実験結果より、杭1回転あたりの貫入量である貫入ピッチは、トルクとの相関は低く軸力とともに増加するが、羽根のある杭では羽根が地盤より推進力を受けるため、羽根のない杭よりも小さい軸力で貫入できる可能性を示した。そこで杭先端の力のつりあいと羽根上面の地盤をばねとしたモデルを考え、貫入ピッチを推定することにより、回転圧入鋼管杭の貫入メカニズムを概ね説明できる可能性を示した。
収録刊行物
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- 地盤工学研究発表会 発表講演集
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地盤工学研究発表会 発表講演集 JGS39 (0), 1545-1546, 2004
公益社団法人 地盤工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680576149376
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- NII論文ID
- 130004622013
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可