砂質地盤の液状化特性に関する研究
書誌事項
- タイトル別名
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- Research on liquefaction characteristics of sand ground
抄録
地震時における砂質地盤の液状化抵抗力は、非常に単純化された計算式により求められ、その計算式は数種の係数より構成されている。その中から「不規則である地震波と正弦波の補正」の妥当性を検証する目的で、繰返し三軸試験機を用い、定常波による液状化強度と不規則波による液状化強度比の比較を試みた。<br>また、実地震波と正弦波からそれぞれ求めた液状化強度(R)と地震応答解析による繰返しせん断応力比(L)から、繰返しせん断抵抗率(FL=R/L)を算出し、実地盤で発生した液状化との照合を行った。<br> その結果、定常波と不規則波を比較すると地盤状態(締固め度)が液状化強度に影響を与え、また、地震動の不規則性の評価は液状化の判定結果に影響されることが判明した。
収録刊行物
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- 地盤工学研究発表会 発表講演集
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地盤工学研究発表会 発表講演集 JGS39 (0), 421-422, 2004
公益社団法人 地盤工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680576354432
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- NII論文ID
- 130004622578
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可