軟弱粘土地盤上の橋台の荷重軽減対策時期に関する解析的検討

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タイトル別名
  • Analytical Studies on Countermeasure Histories of Piled Bridge Abutment on Soft Clay

抄録

本論文は,厚い軟弱粘土地盤上に構築された実橋台を対象として,ライフサイクルコストの観点から,橋台構築後の対策工費と維持管理費に着目してパラメトリックスタディを実施した結果を報告するものである。解析の対象は構築後,長期間経過した後に変状をきたしたためにEPSによる荷重軽減という抜本的対策を強いられた橋台である。解析では,粘性土に対しては,関口・太田によるモデルを適用し,EPS荷重軽減時期や,より経済的な気泡混合軽量土での対策可能性を,荷重軽減率や軽減範囲を勘案して吟味し,既往の資料から調査した対策費用や維持管理費用をもとに,コストと性能の面から最適な対策工のあり方の検討を行った。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680576525952
  • NII論文ID
    130004621900
  • DOI
    10.11512/jiban.jgs39.0.1341.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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