視体積交差法復元形状への標準人体モデル当てはめによる高精度化

  • 服部 雄一
    大阪大学大学院情報科学研究科
  • 中澤 篤志
    大阪大学大学院情報科学研究科 大阪大学サイバーメディアセンター
  • 竹村 治雄
    大阪大学大学院情報科学研究科 大阪大学サイバーメディアセンター

書誌事項

タイトル別名
  • Refinement of the Shape Reconstructed by Visual Cone Intersection using Fitting the Standard Human Model
  • シタイセキ コウサホウ フクゲン ケイジョウ エ ノ ヒョウジュン ジンタイ モデル アテハメ ニ ヨル コウセイドカ

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説明

複数カメラの撮影画像から視体積交差法を用いて人体形状を復元する研究は多く行われているが,シルエットを元に復元を行うため,形状推定精度には限界がある.精度を上げるために,カメラの台数を増やすなど取得環境を改善しても,手法の特性上,形状データに角ができたり,表面の法線が失われるなどの問題は解決しない.そこで本研究では,復元した形状に対し整形処理をかけて高精度化を行うことを試みる.取得した人体形状データから姿勢を推定し,あらかじめ用意した標準人体モデルパーツを当てはめて標準人体モデルを作成する.次に,人体形状データと標準人体モデルを,形状変形パラメータつき位置合わせ手法を用いて変形・フィッティングする.この手法によって,元の人物の姿勢と身体的特徴は保持しつつ,正確で高精度な3次元人体モデルを得ることができる.

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