一軸圧縮を受ける高強度RC柱における横拘束筋の拘束効果と応力-ひずみ関係の定式化に関する実験的研究

  • 秋山 充良
    社団法人 土木学会 東北大学 大学院工学研究科土木工学専攻
  • 洪 起男
    社団法人 土木学会 東北大学 大学院工学研究科土木工学専攻
  • 佐藤 成禎
    社団法人 土木学会 オリエンタル建設 (株) 東京支店技術部
  • 鈴木 将
    社団法人 土木学会 東北大学 大学院工学研究科土木工学専攻
  • 前田 直己
    社団法人 土木学会 前田製管 (株)
  • 鈴木 基行
    社団法人 土木学会 東北大学 大学院工学研究科土木工学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • EFFECT OF TRANSVERSE REINFORCEMENT ON BEHAVIOR OF HIGH STRENGTH CONCRETE COLUMNS UNDER CONCENTRIC COMPRESSION AND ITS MODELING OF STRESS-STRAIN RELATIONSHIP
  • 1ジク アッシュク オ ウケル コウキョウド RC チュウ ニ オケル ヨコ コウソクキン ノ コウソク コウカ ト オウリョク ヒズミ カンケイ ノ テイシキカ ニ カンスル ジッケンテキ ケンキュウ

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抄録

コンクリート圧縮強度45~130MPa, 横拘束筋降伏強度320~1300MPaを使用し, 横拘束筋体積比が0.32%~1.92%の正方形断面を有するRC柱の一軸圧縮実験を行った. 実験より, 高強度RC柱では, 最大強度時に横拘束筋の作用応力は降伏強度に至らず, 横拘束筋降伏強度を用いてコンファインド効果を評価した既往の応力-ひずみ関係は高強度RC柱に適用できないことが確認された, 本研究では, RC柱の最大強度時の横拘束筋作用応力の推定法を提案し, これを基にコンファインドコンクリートの応力-ひずみ関係を新たに定式化した. 実験結果との比較から, 提案モデルは, コンクリート圧縮強度130MPa, 横拘束筋降伏強度1300MPaまでの材料強度の組合せからなるRC柱の応力-ひずみ関係を再現可能であることを示した.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 2004 (753), 137-151, 2004-02-20

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (4)*注記

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参考文献 (42)*注記

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