車いすを利用する高齢者のための歩道構造に関する研究

  • 鍋島 益弘
    社団法人 土木学会 大成ロテック株式会社 中部支社
  • 山田 優
    社団法人 土木学会 大阪市立大学大学院 工学研究科

書誌事項

タイトル別名
  • STRUCTURE OF WALKWAY FOR AGED USING WHEELCHAIR
  • クルマイス オ リヨウ スル コウレイシャ ノ タメ ノ ホドウ コウゾウ ニ カンスル ケンキュウ

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説明

高齢化社会が進行する中で, 歩道舗装の設計において, 高齢者や障害者が安心して戸外に出かけられる環境を第一に考え, 早急に歩道環境の改善を図る必要がある. 本研究では, 高齢者による車いすの走行において, 車いすのハンドリムにかかる推力を測定し, 「歩道の横断勾配」「歩道の縦断勾配」および「車道と歩道との段差」が車いすの走行に及ぼす影響を検討するとともに, それらの結果と車いすを利用する高齢者による評価結果とを合わせて, 勾配や段差の適正な範囲, および高齢者が通行するために必要な歩道環境に適合した歩道の構造について考察した.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 2003 (725), 157-169, 2003-02-20

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (7)*注記

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参考文献 (22)*注記

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