橋梁支承用ゴムの環境劣化特性に関する基礎的研究

書誌事項

タイトル別名
  • STUDY ON ENVIRONMENTAL DETERIORATION OF RUBBER MATERIAL FOR BRIDGE BEARINGS
  • キョウリョウシショウヨウ ゴム ノ カンキョウ レッカ トクセイ ニ カンスル キソテキ ケンキュウ

この論文をさがす

説明

兵庫県南部地震で鋼製支承の橋梁に大きな損傷を生じたことから免震支承の有効性があらためて認識され, 免震ゴム支承は全国的に普及しつつある. 免震ゴム支承の長期間に及ぶ使用実績が少ないため, 信頼性の高い劣化特性の把握が望まれている. そこで, 橋梁の性能照査型設計で地域特性や設置環境を考慮できる免震支承用ゴムの劣化特性予測を可能とするための基礎的研究を行った. 劣化による材料特性値変化の基礎データ取得を目的とし, 免震支承用ゴムの種々の環境条件下での長期的な環境促進実験を行った. 実験条件には免震支承用ゴムの主要な劣化要因として認識されている熱酸化劣化, オゾン劣化, 光劣化, 海岸地域での飛来塩分や酸性雨の劣化環境を設定し, 有効な基礎データを得た.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 2005 (794), 794_253-794_266, 2005

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (4)*注記

もっと見る

参考文献 (37)*注記

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ